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〜フォースクエア〜ソーシャル化する、位置情報サービス

週刊トラベルジャーナル誌 週刊トラベルジャーナル誌 執筆・鶴本浩司

『ソーシャル化する、位置情報サービス』


現在地はGPS機能(全地球測位システム)の付いた端末で把握できるが、その機能を応用し、かつソーシャルでつながるというサービスが白熱している。今回はその中でも世界的に注目度の高いフォースクエアを解説する。


いま自分が訪れている場所を携帯電話やiPhone(アイフォーン)などのスマートフォンのGPS機能を使って記録する、いわゆる位置情報サービスが大ブレイクの兆しをみせている。その中でも世界的に最も注目を集めているのが、「フォースクエア」というサイトだ。フォースクエアとは、位置情報にコミュニケーション機能とゲーム的テイストを加えた、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のひとつである。


 フォースクエアの使い方は簡単だ。いま自分が訪れている会場(Venue)をGPS機能のある携帯端末を使って検知し、その場所に「チェックイン」する。会場といってもその位置を会場ととらえるだけなので、具体的な施設だけでなく公園や交差点でもチェックインは可能だ。


 あちこちでチェックインをしていくと、フォースクエアはこまめに表彰してくれる。例えば1カ月に30カ所以上チェックインすると、「Super User」賞として表彰の対象になり、オンライン上でバッジが授与される。特定の場所に足しげくチェックインすれば、最多訪問者は常連の証しとしてその会場の「mayor」(市長職)という称号が与えられる。

 フォースクエアではその場所についてのコメントを記録したり、他ユーザーの感想を閲覧することができる。これは「チップス」と呼ばれ、「ここのレストランではこれがおすすめ」などといった常連の情報が参考になる。


 他のソーシャルメディアと積極的に連動しているのも特徴で、例えばチェックインと同時に自分のツイッターで自動的に「いまどこにいます」と表示させることもできる。さらに世界最大SNS・フェースブックとの提携も発表し、ますます広がりをみせようとしている。


 これから到来する位置情報サービスの大ブームに、日ごろ温めてきたアイデアをぶつけてみてはいかがだろうか。


フォースクエア


(2010年9月6日号掲載)


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